若い社長との感動の再会2010年12月21日 22時54分14秒

大阪のとある再開発街区で創業して、5年経った私よりひとまわり若い社長

5年前、マイドームのある方からの紹介でご支援をしたときは、まだ幼さの残る、「ちょっと大丈夫かな」、と不安も感じる方だった。
何とか支援することができ、成功を祈った

その一年後、今から4年前、その後の経営状況や経営課題をヒアリングするという、試行的な取り組みで業務時間中に再会をすることが出来た。
わずか一年で、色々な経営の修羅場に立ち向かい、成長しつつある社長の姿に感動して、中小企業は刻々と変化し、ヒトは成長するものだと刺激を受けた。

その年、平成18年の中小企業診断士二次試験のⅡマーケティングの事例。机上のコンサルティングレポート試験ゆえ、自分の経験則で回答すると点数が伸びないといわれる試験で、あえて自分が感動を覚えたこの若い社長の取り組みをヒントにして、解答したことを思い出す。
今、診断士を名乗っていられるのも彼との出会いのおかげだと思う。

その社長と、嬉しいことに今の職場のお客さん訪問で再会することが出来た。何と嬉しいことだろう。
同じ社長に、長い期間にわたって、何度も会うことがない、許されないビジネスモデルの会社なので、出向期間中に得られた今回の再会は本当に心に沁み入った。つくづく自分はラッキーだと思う。

4年ぶりに再会して、中身も横幅も(笑)成長した社長や社員さんはちゃんと私のことを覚えていてくれて、「今があるのは…」とか、ありがたいことを語ってくれた。 それを言いたいのは私の方だ。

今までご縁をいただいた社長さん達が、頑張っているから、自分も負けずに頑張らないといけない。今度再会するときにも社長さん達にとって今より少しは値打ちのある支援者でありたい。

小忙しい師走だけど、踏みしめていくべき路を再認識できる素晴らしい出会いに恵まれ、暮れていく。

カネや市場原理主義だけで中小企業支援は語れないと思う。ヒトがやっていることなので、(火傷することはあるけど)出会いや感謝を大事にできる支援をしていきたい。

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