仕事の出来る人2011年06月07日 23時23分18秒

昼休みを利用して、紀伊国屋に本を買いに行ったので、
堺筋本町界隈の蕎麦店で、手早く昼ご飯を済ませることにした。

美味しく味わい、レジに行き、伝票を渡す。
「そば定食、680円で~す」と、パートのおばちゃんの威勢の良い声
小銭入れを見ると、なんとかジャリ銭で足りるかもしれない

5秒ほど、必死で、小銭を数えると中身は660円の様子
(あと、20円でテトリスなのに、と意味不明?なことを考え)
苦笑いしつつ、あきらめて、1000円札を出しながら
視線をレジのおばさんに戻すと、既に左掌に320円が見えやすく置かれ
右手に渡した1000円札と引き換えに、一瞬で清算が終わった。

味もよく、挨拶も朗らかな、元々良い印象の店、
加えて一瞬の先読みで行われるレジのテクニックは
結果的に手早くレジを済ませられた私だけでなく
数秒待たされる次のお客さんにとっても、
(その人が気付けば)心憎いものになるだろう。

個人経営なので、体系化されたマニュアルではなく、パートのおばさんの経験則から生まれた、ちょっとしたレジのテクニックなのだろう。

味+スピードが求められるランチタイムのビジネス街で
確実に、満足を得られる品質だった。
ちょっとの工夫で、リピーターは増えるんちゃうかなあ。

コメント

_ ぷりん ― 2011年06月08日 08時33分16秒

工夫のネタって、ちょっとしたところに転がっている好例ですね。

_ LONG ― 2011年06月09日 14時21分06秒

少しの工夫を積み重ねていきたいですね。

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