部下との別れ2011年07月02日 14時44分23秒

突然の人事異動で、昨年4月から預っていた新人職員を送り出すこととなった。中間管理職となって、初めて携わる職員であり、しかも新人。ついでに私にとって完全アウェーの環境。お互いに緊張し成長し合い、試行錯誤の中で過ごした日々は、愛おしい思い出である。

任期である二年間の付き合いになるのだろうと思っていたので、1年3カ月でのイレギュラーな別れは計算外だった。まあこれは組織としての経営の問題なので、それについて私ごときが、とやかく発言するつもりはない。

頭角を現した彼が、我が組織の花形部門に引き抜かれたという喜ばしいことだ。

新しく社会人になる、また郷里を離れて都会で一旗揚げる青雲の志を持った若者のギラギラした熱意は頼もしい。とはいえ、今時の若者(笑) 社会常識や躾からスタートした熱血指導は骨の折れるものだった。

目標とするところが、中小企業の良き相談者だと言ったので、私としては自分の分身を作るべく、もてるノウハウを注ぎ込んだ。
診断士としての素養はもちろんだけど、かじっていたNLPやコーチング、ファシリテーション等を使って、ヒトをいかに動機づけるかという実践の場になったので、私自身が彼以上に成長させてもらったと思っている。

まだ、芽は出ないままでの別れとなったが、私が耕して蒔いた種が、やがて芽、枝、幹となり、果実が大阪の中小企業に届けられる日がくることを願ってやまない。
 
ま、彼に対する想いの話なら、それでよいのだけど。
残された人や、支えてくれている60人近い人たちに動揺を与えているようでは、小さいながらも組織を預る管理職としては失格だなあ。反省してます。ホント、スンマセン。

亀との別れ2011年07月03日 10時09分56秒

約一年前、近所の道端を歩いていた迷い亀(?)
ちょうど、色々あって、家族のみんなに不安な気持ちが見え隠れしていた時期なので、癒しを与える新しい家族ということで、拾ってきた。

以後、ひと冬も超えて、本当に亀は冬眠するのだと、家族みんなに爬虫類の生命力の神秘を見せてくれた。

陸亀の類ということが分かり、暖かくなってからは、庭で放し飼い^^
生えている雑草の他、スーパーでもらってきたキャベツの外皮など、食べるわ食べるわ、暑くなるにつれ食欲も増大。

その日の、庭の亀の様子が食卓の話題になり、家族に笑顔をもたらす、幸せの亀(?)だった。

冬眠開け、やせ細っていた手足も暑くなるにつれ、たくましくなり、亀とは思えぬ俊敏さと力強さで庭を闊歩していた。

で、先日おばあちゃんがふと眼を放した間に、高い塀を乗り越えて、脱走してしまった。もう一週間帰って来ない。亀に帰巣本能はないだろうから、これでお別れだろう。子供たちも嫁さんもちょっと凹んでいる。

ペットがいることで、家族の心が一つになれる。ただ、別れもいつかやってくる。
嫁さんは長く飼った猫を看取ったつらい経験があるので、今回のように、ペットが元気になって放浪の旅に出たという別れは、これで良かったのかもしれない。

亀はそこまで、考えていないだろうけど。

なにわなんでも大阪検定に挑戦2011年07月10日 21時09分08秒

第三回「なにわなんでも大阪検定」の三級と二級を併願して受験しました。三級は何とか大丈夫だろうけど、二級は自信を持って答えられた設問が4割もなかったので、多分難しい結果だろうなあ。

ご当地検定に挑戦することは、中小企業に携わるヒトとして、それなりに意義があると思う。
仕事、仕事の土台となっている街に、興味を持って、好きだと思ってやらないと毎日面白くないし、いい仕事も生まれないのではないかと思うからだ。

とりわけ、中小企業は街に根を張って生きているので、社長との関係を円滑にするには、街のことを良く知り、好きでいることが大事ではないかと、あちこちの街で働いた経験則として思っています。

大阪は、生まれ育った街とはいえ、大学時代から離れたので、色々なことを知っているわけではなかった。今回の検定受験で、「再発見」というよりは、初めて知ることが多く、なかなか勉強になった。

今回、深堀のテーマになっていた鉄道。普段使わない路線のプリカの名称なんてくだらない問題には辟易したけど、私鉄の離合集散の歴史や市営交通のモンロー主義の結果としての、私鉄の苦悩、経営の工夫を知ることは、産業や街の発展と密接な繋がりがあるので、なかなか面白い勉強だった。

また、人形浄瑠璃(文楽)や落語など、古典芸能に関する知識も、大人として知っておきたい教養だ。特に文楽は一度、生で鑑賞してみたいと思った。

真夏の炎天下、駅からかなりの距離を歩く(熱中症が心配)会場設定以外は、さすが大大阪のご当地検定というスムーズで受験者サービスの効いた印象だった。スタッフの皆さま、お疲れ様でした。

さて、愉しんだところで、本命の財表の勉強に本腰を入れよう。

セレッソ大阪観戦記2011年07月15日 05時58分46秒


週半ば、Jリーグ、セレッソ大阪VSジュビロ磐田戦を職場の方々と観戦した。
他の大事な行事を差し置いて、どうしても観戦しておきたかった理由がある。
この夏で欧州リーグ移籍が噂されている滋賀作の星、7番乾選手のセレッソ見納めになるかもしれないからだ。

乾選手のセクシーなフットボール見たさに、何度も長居に足を運んだことで、クラブチームを応援する愉しさを知り、今ではセレッソというチームやスタジアム、サポーター、東住吉区の街、駅、のファンになった。

試合だけでなく、チームを取り巻く全てに興味を持つきっかけは、週刊モーニングで連載されているジャイアントキリングというサッカー漫画を知ったことも要因だ。
選手目線だけでなく、監督やフロント、チーム会社、スポンサー、サポーターまで描かれている一風変わった漫画は、Jリーグの面白さを教えてくれる。

さて、平日夕方の試合、仕事の仲間の方々とスタジアム飯とビールを味わった後^^;
選手入場、乾選手はエスコートキッズの他に、赤ちゃんを抱いて入場していた。

一年前に生まれた彼の子供? なのだろうか。
父ちゃんの日本での職場を見せておくため?やっぱり移籍の話は具体化しているのだろう。


観戦場所は、バックスタンド最前列の一番アウェー側。
後半、日本代表、磐田のキーパー川口選手がすぐそこにいた。
ワールドカップの雄姿を何度もみた有名選手だ。女性陣もテンションが上がっている(笑)
同じく代表の駒野選手達に、コーチングしている声の大きさが印象的だった。

乾のアシストで、キムボギョンがミドルを突き刺す先制点もばっちり眼前で見ることが出来た。
しかしながら、連戦の疲れか、後半が進むにつれ守備が崩壊、結局2-3で敗戦となってしまった。。。
ホント残念。去年不敗神話を作った幸運のスタジアムで、今年は不勝記録か。。。


試合終了後、乾選手が率先してサポーターへのお礼をしている姿が印象的だった。
一時期、素行問題でスタメンを外されていると報道されていたので、メンタル面を心配したけど、全然そういう印象はなかった。 ゴールこそなかったけど、得意のドリブルもどんどん仕掛けていたので、充実しているのだろう。

上位と下位が勝ち点で二極分化しているリーグ戦、下位の最上位(?)につけているセレッソの、夏の巻き返しを期待したい。
また、平日開催があれば、スタジアムに足を運ぼう。

カブトムシ捕獲20112011年07月24日 08時58分50秒



 亀が巣立った寂しさを紛らわしたいためか、長男が2年ぶりにカブトムシを捕りたいとせがむ。

  一週間前、連休の中日の夜に、我が家から車で15分位の、定番のカブトムシスポットに行ったが、毎度うまく捕獲できるわけではない。
高い木の上に見えているカブトムシは、お父さんの背が低いこともあり(涙)、息子を肩車して網を伸ばしても届かず諦めた。

…「お父さんは、無理そうだからってすぐ諦めた。僕はあきらめたくなかったんや。」と凹んでいる長男。
これはまずい、諦めない親父の姿を見せるために(笑)、再チャレンジだ。

財表の理論のテキストは一旦置いて、今朝方、4時に目覚ましをセットし息子を叩き起こし、眠い目をこすりながらスポットに向かう。
今回は脚立も用意して装備も万全。
時間を改めたのも幸いして、早速子供の歓声が上がる。「おった~」


 スズメバチに気をつけながら、虫網を伸ばして、カブトムシの捕獲に成功!

 樹液を舐めに集まっているカブトムシやスズメバチ、カミキリムシ、カナブンなどなど
 早朝の雑木林は生命力にあふれていた。
繁殖を考えて、メスも見つける。
早朝の時間帯は、オスばかりでメスの姿をあまり見かけなかった。
雌雄で行動パターンが違うのかもしれない。

採り過ぎることなく、雄雌2匹ずつ、元気そうなのをつがいで捕獲。
昨年まで世話をしていたので、この後の飼育箱の整備や餌やりは手慣れたもの。
テキパキと兄弟で協力して準備していた。

始まった夏休みの、楽しみが増えて良かったな^^我が息子よ。

何とか希望をかなえてあげられたので、親父の面目一新かな。