富士火災presents佐渡裕とスーパーキッズ・オーケストラ2012年01月20日 23時05分36秒

職場の方にお誘いいただいたコンサート

兵庫県立文化芸術芸術センターのプロジェクト。マエストロ佐渡裕がプロデュースするキッズオーケストラの演奏会を楽しむことが出来た。

阪神大震災からの復興に端を発したこの楽団は、東日本大震災の鎮魂にも力を入れている。実際に被災された街の方とも親交を深め、今夜も津波の被災地から招かれた方もおられた。心温まる交流があるようだ。

富士火災海上保険株式会社がCSRの一環としてこのプロジェクトを後援しておられ、社長兼CEOの軽妙洒脱な(笑)挨拶の後、前半は加藤完二先生、後半はマエストロ佐渡裕先生の指揮により、熱演が繰り広げられる。一流の指揮者が振る姿を間近に見られてうっとりしました。

楽団は、小学生から高校生までが厳しいオーディションを経て選抜された子供だけの弦楽合奏。うちの子供たちと変わらない(ちょっと上品にした^^;)風貌なのに、演奏は凄いの一言。

若くてエネルギッシュで才能あふれる、大人はだしの好演熱演だった。ホンマに上手すぎるわ。。。実際、来月に芸術大学の受験を控えたような若者が年長者なので、この中から将来の日本を代表するプロ演奏家が育っていくのだろう。

メキメキと技術を身につけ、加えて人生経験を積んて、円熟していったら凄いことだ、ホント末恐ろしい天才子供達だった。踊りながら楽しんで演奏する趣向もあり、魅力的なエンターテナーでもあった。

母体に自治体が関与していて、今宵もスポンサー企業の厚意で実施している演奏会。マエストロは、きちんと母体やスポンサーに配慮した挨拶をされていた。それはお金を出してくれる人に媚びる態度ではなく、芸術家としての立ち位置は確固として持ちながらも、音楽を支えてくれる人々にきちんと感謝をする言葉で、さすが超一流という風格だった。

某老舗在阪オケと、おカネを出す自治体の関係も、うまくいってくれるといいのだけど。

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