起業バブル!?2015年01月31日 11時42分24秒

中小企業・小規模企業関係の、平成26年度補正予算と、平成27年度の当初予算が出揃いました。合わせて5000億円に迫る手厚いものです。

加えて緊急経済対策で、まち・ひと・しごと創生本部による地域住民生活等緊急支援交付金が4200億円が加わるので、1兆円に迫る予算が27年度の末までに手当てされ、地域の中小企業を支援する体制が今後組まれていくことになりそうです。

小規模事業対策推進事業46億円
地域創業促進支援委託事業 4.4億円
ものづくり・商業・サービス革新事業1020.4億円
創業・第二創業促進補助金 50.4億円 その他いろいろ~

比較的身近な、創業や第二創業、小規模企業が使えそうな制度だけでも、ものすごい規模で実施されます。
創業に関しては、日本の開廃業率を欧米並みの10%に引き上げるのことアベノミクスの重要な目標指標ということもあり、ゼロから学んで、有利に借りて、補助も受けて、ハンズオンで支援される制度も既にあるので、まさに「起業バブル」の様相です。女性が社会進出して力を発揮する場所としても、身近なプチ起業が注目されています。

バブルというと、過去の教訓より、中身のない虚なるもので、いずれはじける。というような負のイメージがあります。しかしここは否定的にはとらえず、飛び立とうという勇気の気のある人が、最初に浮かぶための支えになる風船がある時代。と考えたい。

後押しを受け、スタートして、徐々に自分の翼で力強く飛翔する。継続してお客様に選ばれる小規模事業者が増えていく。その結果、地域の経済もきちんと循環して潤う。 そんな時代にしていかなくてはならないと感じます。

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