彦根城の桜2011年04月16日 12時33分10秒

暖かくなってくる季節、ランニングも楽しくなる。
毎年この時期のお楽しみは桜が咲き誇る彦根城内に出向くこと。

早朝の時間帯は場内が市民に開放されている(?)ので
近所の人たちが散歩したり、読書したり、写真を撮ったりと
それぞれ楽しんでいる。

ひこにゃんが目を覚まして出歩きだすと物凄い人出になるので
桜の時期の彦根城は早朝に見るのが良い。


佐和口多聞櫓をいろは松の方から望むと、彦根東高校の敷地からせり出す桜が美しい。ライトアップされた夜は堀の水に桜が映るのでまさに息を呑む美しさとなる。


時報鐘の脇には落花した椿が多数残されている
敢えて、掃除していないのだろう、風情があり、カメラを向けている人もいた。

彦根城の場内は結構な急坂で、走りあがると結構な負荷となる。

天守閣まで登りきった。この時点で汗びっしょり。
しばし、威容に見とれながら、息を整える。

西の丸側に少し下りたところ。
立派な石垣と桜が美しい。
小高い山の上に造られた城というのがよくわかる景色だ。

西の丸三重櫓の辺り。
この建物は浅井氏の小谷城を移築したものであるという言い伝えがある。
今年の大河ドラマの江姫が生まれた城ということで、集客に活用しているようだ。

私が彦根城の桜で一番綺麗だと思う場所
西の丸櫓の下あたり、場内で一番北に位置する場所
中央に枝垂れ桜があり、周りを普通の桜が囲んでいる。
今年もここの桜を見ることができて良かった。

滋賀大生だろうか、脇のベンチで読書をしている学生さんもいた。
地元民ならではの贅沢な花見だ。

気持ちよく汗をかいて、景色も楽しんだ。
城のある街に住んでいることを、有難く思う。