【読書】小出流ビジネスコンサルティング2014年05月06日 17時35分29秒



連休中の読書、特にUSJの待ち時間で熟読しました^^;

日本の中小企業支援者の中で、カリスマ的存在の小出氏。私は残念ながらまだお会いしたことはありませんが、地方都市の中小企業支援機関で多数の支援実績を残されている方です。

現在の小規模企業支援施策のキーマンである、小出氏のビジネスコンサルティングの考え方について、あらましを知ることが出来ました。

特に感銘をうけたのは、コンサルティングを行う上での支援者の心構えとして、
①どんな企業、人にも必ず売りや強みがあることを前提に考える
②相談者との関係は対等と心得る
③相手に対するリスペクトを忘れない。
を、掲げておられること。

私自身、十分に実践は出来ていませんが、小規模企業に向き合う時にまさに注意していることだったので、本文全体がしっくりと腑に落ちました。

個々の企業の売上向上に関するコンサルティングは、自社の職責上なかなか出来るものではありませんが、小出さんが本文で書いておられる、「相手にとって相談に来てよかったと思われる関係を築くことが重要。相手の知らないことでなおかつビジネスのヒントになる事柄を一つだけでも提供することが重要。それをするためには情報収集を習慣にして、その日のために準備する。」というところは、実践可能なことなので、私自身が、また私の分身であるメンバーにも浸透させていきたい。

何とか、仕事中に(仕事外でも^^)、小出さんにお会いする機会を作ろう。