百円商店街in文の里2010年10月16日 12時37分18秒

山形県新庄市で発案された、百円商店街形式のイベントが、大阪の街で盛んに開催されている。

この土曜日は街のイベントが多いので、彦根に帰らずあちこち挨拶して回った。

今週の百円商店街は文の里だ

初めて見るこのイベント、各店が選りすぐりの商材を店頭に百円でならべ、商店街全体を百均ショップに見立てるという趣向だ


売上への貢献ではなく、商店街から遠のいた地域の人々にもう一度そこに色々な店があるということを認識してもらい、そこからさらに、持続的な集客に繋げていくことが大事だと思った。

1日だけだと単なるお祭りに過ぎない。


文の里も各店、商材に苦労しながら頑張っておられた。

同じ街で長く商売している店でも、顧客目線を意識した整理整頓や関連陳列、POPなどちょっとした工夫の積み重ねで繁盛感に差があることを痛感した。

診断士より販売士の目線で勉強になった。

産業交流フェア2010in東住吉&平野2010年10月16日 15時48分18秒


10~11月の週末は色々なイベントが大阪の街々で目白押し。
その中でも特に地域に根差して、賑わいのある産業交流フェアに出掛けた。


企業の展示商談というテーマはもちろんとして、地域に住む人に、自分たちの街には色々なモノづくりをしている企業があるんだということを知っていただくという意図も込めた地域イベントだ。

地場産業がどういう歴史で、どのように育ってきたかを知るというのは、掛け値なしに面白いと思う。地理と歴史と経済を一緒に学ぶ。そこに製造業のモノづくりの要素が加わとまさに生活科という小学校の科目そのものなのではないか。

平野区加美地区は、父の出生地であり、私が小学校のころまでは実家があった場所。
戦後から綿花栽培→紡績→経済構造の変化で金網製造、軽工業団地に発展するという歴史は、私が生まれ育った河内松原市にも似ている。 まあ、河内地方はどこも同じようなものか。
大和川の付け替え、治水、利水の歴史と工業・農業の発展は表裏一体の関係にある。

油の匂いと機械の音、やっぱり懐かしい。

工業展示ではメッキや切削加工の会社の展示が目を引いた。


地域の子供たちやお母さんをフェアに呼び込むという意図もあり、食品関係の出展も充実していた。


平野区西脇の 魚竹さん
練天が多種多様、試食には子供たちが群がっていた。本当に美味しい。
もちろんお土産にお買い上げ^^
その他、チョコレートや金平糖、わらび餅、 家族土産に買い物の手が止まらない。。。
価格は良心的なのでお財布には優しい。

東住吉区田辺の大阪錫器 さん
江戸時代に創業したという老舗で、多様な錫製の食器等を製造している。
また、錫加工の体験サービスも行っておられた。


日本酒に少し凝るようになって、通の人が愛用していることの多い錫の酒器
チロリやぐい飲み、熱伝導がよくまろやかで美味しくなるという素材とのことだ。
フェアに行く前から、手頃な物があればひとつ自分用に買おうと思っていた。

冷酒用のぐい飲みで気に入ったものがあったので購入
お値段は少し^^; 上等だったけど、地場産業への貢献なのだと、自分の贅沢を正当化。

さらに、食品関係へ足を延ばすと、ご馳走の山!?

ではなく、食品サンプル全国シェアNo1の 東住吉区駒川 いわさき さんの食品サンプルだ
本物より本物らしくみずみずしい食品の数々 よくテレビでも取り上げられる
大阪のおもろいもんを作っている代表格の企業だ

子供たちの体験コーナーも大盛況。そら、自分で作ったら楽しいわこれは。
来年は絶対息子たちを連れてこよう。

運営者、主催者にも色々な主義主張があり、商業的にどうか、という課題はあろうけど
企業は自社の利益だけでなく、社会に対する貢献や責任もある
売り手と買い手だけでなく、世間:地域のひとにも楽しいこのイベントは
初めて足を運んだけど、本当に素晴らしいものだった。

主催者、出展者の方々にここらから敬意を表します。








東住吉高校ブラスバンドin産業交流フェスタ2010年10月16日 16時31分38秒

このフェアの特徴は、中央のステージで地域の学校が色々な発表をするという趣向

偶然にも、我が母校である平野区の府立東住吉高校の、正に私が青春(爆)時代を過ごしたブラスバンド部の演奏が行われた。

確か、私の高校時代にも、東住吉区の地区夏祭りの依頼演奏などやっていたなあ。
今年も中地区コンクールで銀賞という優秀な成績(苦笑)を残したとの紹介の後、演奏があった。

私がいたころは結構男子部員が多かったけど、今は7割くらいは女子。

長女の中学校も吹奏楽部は全員女性だし、音楽クラブは女性がやるものという風潮なのだろうか。

20年以上の後輩たちの熱演になんだか、懐かしく胸が熱くなった。楽器の種類もだいぶ充実しているようだ。

ヒガスミは今でも、昔ながらののんびりした校風なのだろうか、よく東住吉牧場と揶揄されたものだ^^


ちなみに、平野区にあるのに東住吉高校という名前なのは昭和49年に東住吉区が分区されて、平野区が誕生したから、というのはヒガスミの初級トリビアです。