なにわなんでも大阪検定に挑戦2011年07月10日 21時09分08秒

第三回「なにわなんでも大阪検定」の三級と二級を併願して受験しました。三級は何とか大丈夫だろうけど、二級は自信を持って答えられた設問が4割もなかったので、多分難しい結果だろうなあ。

ご当地検定に挑戦することは、中小企業に携わるヒトとして、それなりに意義があると思う。
仕事、仕事の土台となっている街に、興味を持って、好きだと思ってやらないと毎日面白くないし、いい仕事も生まれないのではないかと思うからだ。

とりわけ、中小企業は街に根を張って生きているので、社長との関係を円滑にするには、街のことを良く知り、好きでいることが大事ではないかと、あちこちの街で働いた経験則として思っています。

大阪は、生まれ育った街とはいえ、大学時代から離れたので、色々なことを知っているわけではなかった。今回の検定受験で、「再発見」というよりは、初めて知ることが多く、なかなか勉強になった。

今回、深堀のテーマになっていた鉄道。普段使わない路線のプリカの名称なんてくだらない問題には辟易したけど、私鉄の離合集散の歴史や市営交通のモンロー主義の結果としての、私鉄の苦悩、経営の工夫を知ることは、産業や街の発展と密接な繋がりがあるので、なかなか面白い勉強だった。

また、人形浄瑠璃(文楽)や落語など、古典芸能に関する知識も、大人として知っておきたい教養だ。特に文楽は一度、生で鑑賞してみたいと思った。

真夏の炎天下、駅からかなりの距離を歩く(熱中症が心配)会場設定以外は、さすが大大阪のご当地検定というスムーズで受験者サービスの効いた印象だった。スタッフの皆さま、お疲れ様でした。

さて、愉しんだところで、本命の財表の勉強に本腰を入れよう。