第61回税理士試験2011年08月03日 07時12分26秒

今年も財務諸表論に絞って受験

三度目の正直か、二度会ることは…か、結果は年末までわからないが、独学で時間をやりくりしてベストは尽くしたのでひとまずは自分を誉めてあげたい。

昨年より計算は出来たけど、理論が難しく、歯が立たない問題があった。新しい会計基準と伝統的な会計基準を絡めた問題は独学だとどうしても厳しい。問題が何を問うているのかが理解出来ないのが悔しかった(T_T)


三十代のめぼしい挑戦は、これで終了だ。よく学んだ十年となった。十年前の自分には想像つかない姿だ(^_^;)
学ぶ内容もさることながら、人脈が広がっていくことが社会人の勉強の効用だと思う。


ひと区切りついたので、買うだけ買って積んである書籍を読もう、あと息子とウイニングイレブンで遊ぼう(*^o^*) 診断協会のお仕事も本格化するので気合い入れて頑張ります。

夏旅行富士登山5合目~7合目2011年08月17日 19時28分07秒

LONGファミリーの夏旅行
子供たちに何かしらの本物っぽい経験をさせたい。ということで
毎年、色々嫁さんと企画を練ってきた。
家族にとって大事な行事だ。

今年は、10数年前、結婚前に二人で挑戦した思い出の富士登山にした。
当時はまだ若かったので(汗)、早朝から登って、夕方下りてきた
強行軍だった。

さすがに子供たちにはキツイだろう
ということで一般的なプランの、途中の山小屋で仮泊して、頂上で
ご来光を拝むというスケジュールで出発した。


早朝、彦根を出発して、渋滞を幾度も乗り越え、たどり着いた、
富士山南側に位置する、富士宮口の登山道
遥かそびえる山頂の景色に家族のテンションも上がる。
日も傾きかける、4時前に5合目から登り始める。


登り始めて6合目に至るまで、裾野に通り雨が降っているからか、
何度も虹がかかった。
樹海から垂直に立ちあがる虹には、子供たちも感激していた。


6合目から、7合目に至る頃、西日に照らされた東京方面の稜線には
うっすらと富士山の影が映し出された。
天候も安定していて、ここまでの登山は順調そのもの、
景色も存分に楽しめた。

予定通り、6時前には7合目の御来光山荘に到着し、
山小屋での仮泊となる。

山小屋のスタッフの方々はとても親切で、対応も丁寧だった。
若いバイトの方がブログやツイッターを積極的にされていて、
雰囲気は事前に知ることが出来たのが良かった。
実際会ってみると期待以上のいい人たち!
山が好きな気持ちが伝わってくる。いい人達だった。

その一方

残念だったのは宿泊者の方にとても権利意識の強い人物がいたこと。
地上のビジネスホテル並みの対応をバイトの若い人に求め、
カネを払っているのだから、相応のサービスはしてもらうという
態度で通していたことだ。高圧的に山人に接する父を見て、彼の息子は
「お父さんかっこいい」とでも思ったのだろうか。

寝床を用意してもらって、飯を出してもらって、
全く「感謝の言葉」を口にしない大人を見て
悲しい気持ちになった。

もし、天候が荒れればそれこそ命を救ってもらう場所になる山小屋なのに。。。
「お客様って、そんなに偉いのか?」
最近、いろいろあったので、高度2700mの夜、いろいろ考えさせられました。

子供たちは、キャンプのような狭い寝床で、興奮しながらも翌朝早朝にそなえ
就寝しました。



富士登山7合目~…2011年08月17日 22時33分17秒


7合目、南斜面で過ごす夜、

7時ごろ月が昇り始め、眼下の雲海を照らしたので、
この世のものとは思えない、絶景が広がった。

コンパクトデジカメではなかなか捉えづらい情景だけど
色々モードをいじくって、30秒露光にすると、何とか雰囲気を
写すことができた。

一面の雲海が白く照らされ、隙間からふもとの街明かりが見える。
山肌には夜間登山者のライト

ペルセウス座流星群にもかぶっているので、子供たちはいくつか流れ星を
見ることもできたようだ。

0:30ごろ、目覚ましを鳴らして、5時ごろ山頂に着くための登山準備を
始める。これが地獄の始まりだった。

全員準備して、さあ登ろうというとき、小二の次男が、突然スイッチが切れたように
床に寝そべり、「お腹がすいた~。」「眠い~。」と立ち上がれない
顔面蒼白で唇が紫… 寝ている間に高山病にかかったようだ。

ゆっくり準備して、低めの標高で仮眠したにもかかわらず、だ。
しかし無理なものは無理。上の子二人は登りたそうだったけど
再び仮眠をとることにした。御来光を7合目で迎えて、
回復したらそこから頂上を目指そうという計画に変更した。

4時半ごろ、薄明かりの中を再度出発しようとすると、今度は
小五の長男が全く同じ症状でへたり込んだ。
その様子を見て、次男も再び思い出したように倒れる。。。

次々倒れる子供たちを前に、親二人はなすすべなし…
胃が空っぽになるまで戻し続ける二人を必死で介抱するだけだった。

一度発症すると、酸素吸入も効果なし…
何とか、寝静まってくれたものの、これ以上の登山は諦めるしかなかった。

仕方ない、7合目の御来光だけは眺めて下りようということになった。

白んでいく空、東には沈みかける月が青白い光を放っている。

そして、日の出
7合目の山荘から少し脇に登った尾根は絶好の御来光スポットになっている。



雲の下から現れた太陽にお願いしたことは、
何とかこの後無事に下山させてくださいということだけ。。。

結局仮泊するだけだったはずの山小屋に、12時間以上滞在して
子供たちの顔色が少し戻ってきた10時ごろから下山を始めて
何とか、5合目まで下り着き、下界まで戻ってくることが出来た。

無事に下山することが登山の最大の成果だろうと思うので、
この夏は7合目までということで、諦めることにしよう。

このままでは悔しいので、親の体力があるうちに
再度、山頂に挑戦したいねという話になった(親だけ)

しかし、高山病おそるべし。
一気に登れば当然発症のリスクは高まるけど
山人によると、仮眠で寝ている間に酸欠になっていくこともあるそうだ、
どうやっても発症する症状をうまく防ぐ手だてがあるのかどうか、、、
次回の挑戦までに、なんとか考えることとしよう。

なにわなんでも大阪検定の結果2011年08月20日 16時31分06秒

自宅あて、検定事務センターから郵便が届きました。

2級 76点
3級 87点 
ダブル合格^^!

大阪の街を元気にする役回りとしては、面目躍如の結果で、ホッとしました。 

合格証のほか、同封物が沢山あった。
感心したのは問題ごとの正答率や得点分布のグラフ等の資料がとても丁寧に作り込まれていること。
色々な国家試験を受けているけど、結果だけ通知するものばかりで、達成度や順位などの開示は曖昧なものが多い。
お国の試験実施団体も、こういった親切でおもてなしの心あるご当地検定を見習って欲しいものだ。

また、合格者特典のクーポン綴り! バラエティに富んだ各施設で、しかもなかなかの割引率でお得感たっぷり。加えて、検定で知った色々な場所や知識と関係してくるものが多く、受験後にこそ行きたいと思わせる仕掛けだと感じた。

総じて受験者満足(CS?)の高いご当地検定だった。

その後の税理士試験、富士山登山とちょっと残念な挑戦が続いていたので、この検定の合格で元気を取り戻し、また何かしら挑戦を続けよう。

現在は滋賀県民、湖の民ですが、高校時代までは大阪で過ごしていたので、元大阪人としても、せめて2級までは素養としてゲットしておきたかったので、良かった~。

財務会計講義第12版2011年08月21日 09時13分42秒

財務会計講義第12版

財務会計講義第12版
著者:桜井久勝
価格:3,990円(税込、送料込)
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先日の税理士試験財務諸表論、試験委員である桜井先生の著書です。大学の授業で使われているような本を買ったのは、それこそ大学以来かも(汗)、ちょっと頑張って読み込もうと一念発起しました。

有名講師のブログに、今回の財表理論問題は、試験委員から「もっとしっかり、会計を理解しなさい。」というメッセージが詰まっている良問だと書いてあった。

「なんとなくわかるんだけど、いざ書けとなると書けない。」という状態は、受験のテクニックとかではなく、本質的な理解が不足しているから。予備校の通信講座を受けていたのも3年前の話(早く合格しないから…;) 月日がたって、だんだん自己流で理解してしまっている弊害が出てきている。 

12版を重ねた財務会計の正に良著、教科書を、通読精読熟読することで、基礎を固めて、応用に堪える知識の足腰を鍛えよう。

株式会社黒壁の起源とまちづくりの精神2011年08月22日 06時39分08秒

株式会社黒壁の起源とまちづくりの精神

株式会社黒壁の起源とまちづくりの精神
著者:角谷嘉則
価格:2,520円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



職場の次長さんに紹介していただいた、立命館大学の角谷嘉則先生の著書をポチっと購入。色々終わるまで積んでおいたので、ようやく読みだした。

私の大好きな長浜の街。
黒壁会社の話だけではなく、様々な街づくりの先導者でありプレイヤーであった青年会議所や商工会議所、アートインナガハマ、行政、など色々と多面的にフィールドワークされて書き上げられた本のようだ。

長浜を始めとした湖北の街で、どっぷりと働いていたのはもう6年以上も前になる。
今の長浜の取り組みなども知ることが出来る書籍だ。大切に読み進めよう。

多賀町の飯盛木(いもろぎ)2011年08月27日 18時15分10秒

自宅を起点とした週末のランニング。湖の民としては琵琶湖方面に向かうことが多かったけど、最近は逆方向、山の方面に向かうことが多い。

鈴鹿山脈の山並みを近くに見ながら、田園地帯をテロテロ走るのは本当に気持ちが良い。この近辺が「お伊勢お多賀の子でござる」と詠まれた多賀大社を擁する滋賀県多賀町だ。

名神高速、多賀SAがあるので、地名を知る人は多いだろう。
多賀SAは地元の人たちの大切な就業の場であり、手頃な店が立ち並ぶ飲食の場でもある。上り線のスターバックス辺りからは、遠く琵琶湖まで視界が開け、とても良い眺めだ。


天正天皇が病気の際、多賀大社の神官が飯を炊いて、飯を盛る杓子と一緒に献上し、天皇がこれを食べて全快したという謂われにちなんで、多賀大社では杓子が無病息災のしるしとして大切にされている。

古の杓子の残木を、地面にさしておいたら、巨木になったという、なんとも浪漫たっぷりのいわれがあるのが、同町字尼子に残っているケヤキの大木、「飯盛木」だ。


こちらが、男飯盛木
なんとも豪快な枝ぶりの奇木・巨木だ。県の指定自然記念物にも登録され、看板などが整備されている。

ここから200mほど琵琶湖に向かったところにあるのが
女飯盛木、男よりさらに立派な枝ぶりだ。


背後には、キリンビールの滋賀工場が見えます。
巨木を愛でながら一面の田圃の中を走るのは、とても癒される時間だ。

多賀町は、西日本有数の参拝客を誇る大社がある他、彦根インターチェンジに近いので、工業団地も誘致されていて、田舎だけど人の往来の多い街だ。
のどかな田園地帯に、神々が宿る色々な史跡が大事に保存され、参拝道は商工会を中心とするTMOが色々な取り組みを深めている。 なかなか魅力的な町だと思います。

知り合いの皆さま、ぜひぜひ滋賀県多賀町に足をお運びください。
参拝の後には、ビール工場の見学・試飲(!)をアテンドさせていただきます(笑)