2013夏 九州弾丸ツアー ― 2013年08月04日 15時19分24秒
上の子供二人が、本格的に部活動に取り組んでいるので休みが合わず、昨年まで長く続けてきた夏の家族旅行は、今年から諦めるかと思っていたところ、長女が吹奏楽の行事で長崎に遠征するとのことで、それでは家族で追っかけをして、ついでに観光も楽しもうということで、急遽企画した今年の夏旅行です。
高校の合宿+演奏旅行として5日の行程の長女、3日休みを取って出向く嫁様と子供二人、1日休みを取って合流する父。 3チームバラバラに出発して、長崎の港で同じ時間を過ごし、またバラバラの行動を取る、慌ただしいものの、なかなか面白い体験でした。
月曜日滋賀を出発した娘を追って、火曜日の夕方3人が関空からLCCで福岡へ飛びます。短い旅程でも九州行を決断できたのは、安価な料金があったから。聞くところによると多少狭いものの十分な快適性だったとのこと。
このころ、まだ父は月末進行の仕事中です。。。
高校の合宿+演奏旅行として5日の行程の長女、3日休みを取って出向く嫁様と子供二人、1日休みを取って合流する父。 3チームバラバラに出発して、長崎の港で同じ時間を過ごし、またバラバラの行動を取る、慌ただしいものの、なかなか面白い体験でした。
月曜日滋賀を出発した娘を追って、火曜日の夕方3人が関空からLCCで福岡へ飛びます。短い旅程でも九州行を決断できたのは、安価な料金があったから。聞くところによると多少狭いものの十分な快適性だったとのこと。
このころ、まだ父は月末進行の仕事中です。。。

3人が博多でラーメンを食べている頃、父がのぞみの最終で博多に出発
追っかけの大移動が始まります。
追っかけの大移動が始まります。

無事、深夜に博多駅前のホテルで合流、翌朝早起きして、父は博多と福岡の街並みを楽しみながらランニング。大濠公園の池の畔のランニングコースはとても魅力的でした。

午前中少しだけの空き時間が博多であったので、ホテルの方に、どこか一か所、これだけは見ておいた方がいいところを教えてとお願いしたところ、櫛田神社の山笠常設展示とのこと。急ぎ足で寄り道します。

なるほど確かに素晴らしい絢爛な飾り。残念ながら祭りはすでに終わっていたようですが、雰囲気を味わえました。インターネットには情報が多すぎるので、ここ一番の調べ物はやはり口コミに勝るものはないのかも。
特急かもめで長崎まで移動。やや老朽化が見受ける車両でしたが、それでもJR九州の特急の乗り心地は素晴らしい。快適かつ高速で長崎まで2時間ほど。
特急かもめで長崎まで移動。やや老朽化が見受ける車両でしたが、それでもJR九州の特急の乗り心地は素晴らしい。快適かつ高速で長崎まで2時間ほど。

長崎到着後、足早に市電で港まで移動。
港から、予約しておいた軍艦島クルーズの船に乗ります。

長崎港の沖合20kmほど沖合に位置する端島(はしま)が軍艦島の正式名称です。
三菱が開発した海底炭鉱の島は、当初岩の瀬だったものが埋め立てと護岸工事、さらには当時の東京都をしのぐ人口密度となった高層アパートの建築など、石炭の需要とともに、その威容が軍艦のような姿になったとのことです。

かなりうねりはありましたが、なんとか上陸することが出来ました。
奥に見える高層の建物が、端島小中学校。1階から4階までが小学校、5~7階が中学校と、現代の都会にあるような中高一貫の私立学校のような立派な施設です。

炭鉱の主要施設があった区域。毎回命がけで坑道に進む入口があった場所。現地ガイドの方には、当時の緊張感と、帰ってこれた時の安堵感についてわかりやすく語っていただきました。

大正5年に建築された日本最古の7階建て鉄筋コンクリート造りの高層マンション。

再び船から、居住区域のマンション棟を見学。
台風の時の高波はそれこそ屋上まで登ってきたということです。
隙間なく建てられた建造物の迫力に圧倒されました。

産業と歴史を語り継ぐ資産として、長崎市も相当力を入れて整備を進めている様子。世界遺産登録を目指しているようです。
上陸と現地のガイドを行っている民間業者は数社あり、良い意味で競争されているので、非常に洗練・訓練・熟練された運航だったので、感動しました。
ガイドさんの熱心さに、とても好感が持てました。
http://www.gunkanjima-concierge.com/
無事、港に戻り、少々休憩すると、船着き場隣の公園で、娘の出演するしおかぜ総文祭オープニングパレードがスタートします。
この行事は、同時期に九州で開催されている高校総体の文化系クラブ版。高校総合文化祭ということです。
これが、この旅の本懐。ビデオカメラを構えて、娘の姿を追います^^

長崎の港を背景とした、全国の高校のマーチングパレードはなかなか圧巻でした。
この景色は、子供たちにとっても良い思い出になることでしょう。

ほんの少しだけ、5人の家族が同じ時間を共有して、またバラバラに動き出します。
父は、急ぎタクシーで長崎駅に向かい、7時過ぎのかもめで、博多~のぞみ最終でとりあえず広島まで帰還。翌朝の始発で無事出勤。2泊1日の弾丸ツアー無事成功。
他の家族は翌日昼過ぎまで、長崎に留まり、平和記念公園や原爆資料館で平和学習。
あと、空港で佐世保バーガーにもありつけたとのこと。

慌ただしい、3日間でしたが、家族それぞれに思い出深い旅行になりました。
週末、再び家族5人が再会して、一緒に行動しなかっただけに、各々の話で盛り上がりました。別行動もなかなかいいのかも(笑)
一番衝撃的だったのは、長女が合宿練習の合間、移動中にある方から声をかけてもらったこと。その人にもらったという名刺をみると、なんと私の大学時代の同窓生で、結婚式にも来てくれた大親友の名前が。
旅行会社に勤務する彼は、どこかの高校の引率で長崎に来ていて、滋賀県の高校で吹奏楽部ということで、、わざわざ探して声をかけてくれたらしい。娘のことまでよく覚えていてくれたものだと感激しました。 日本は広いようで狭い。
さて、来年は総文祭、茨城開催とのこと。。。 また弾丸するかな。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://long.asablo.jp/blog/2013/08/04/6934858/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。