最終決戦への応援歌?2006年12月17日 11時35分55秒

いよいよ二次口述試験。 2時間も前に、河内小阪についてしまったので、喫茶店で最終調整。 4事例読み返してみて、試験は何がテーマなのか考えると、今日的には「中小企業はいかにして、経営革新して、生き残るのか。」ということをなるべくわかりやすく説明する試験、なのかなあ。 最後に、4事例、ざっくりサマリーを書き出してみて、そう感じた。 事例の1~3はいずれも、経営革新計画を書けそうな内容なので。

いつもは面談してる側だけど、今日はされる側。 「緊張なさらずに、ざっくばらんに話しましょうよ。」 といつも相手の緊張をほぐいているけど、今日は緊張しまくり。。。 お客さんの気持ちわかったわ。 いつものLONGスマイルで、とりあえず場の空気を作ろう。

滋賀から大阪まで、何か聞きながら行こうと、携帯をいじっていると ちょうどFMでブリッヘン指揮の18世紀オーケストラの「ベト9」を放送していた。

懐かしい!10年前京都コンサートホールがオープンしたときのスペシャルプログラムで、聞きに行った組み合わせだ。確か家にCDもあったな。しかし、第九とは皮肉だ…

3年前に、本番直前に第九の演奏会出場をキャンセルして、以来楽器も休止中。失意にくれたあの頃からから始まった仕事と家庭での自分のアイデンティティ探し(そんなたいしたものではないけど)。スペシャリストの資格を一つ手に入れることで、一つの区切りをつけることはできるのだろうか。

大作曲家に失礼なので、演奏するときも聞くときも、自分自身のチンケな人生で生じる感情は極力移入しないように努めてきたけど、さすがに新大阪を過ぎたあたりでの4楽章の「歓喜の歌」には走馬灯のように色々思い出されて、涙腺が緩んでしまった。

人との出会いや、音楽、その他、あらゆるものに支えられてきた、挑戦も最終段階。 どうか、歓喜の歌が響き渡りますように。