蛍との再会2011年06月12日 12時02分06秒

毎年6月中旬の、我が家の恒例行事、ホタル観賞

FBで、昨夜観賞に行かれた方に、よく発生しているポイントを
伺って、今年は三島池に出向いた。

何とか雨に降られず、風の弱かった昨夜は、数にして百匹超
木に止まった蛍は、プラネタリウムのようだった。
ここ数年では一番たくさん見られたのではないか。

時折、周りに飛んできて、警戒心もなく掌の中に吸い込まれた蛍が
優しい光で子供たちの顔をうっすらと照らしていた。

長男は、蛍の幼虫が光るのを目撃したそうだ。
成虫が求愛のために光るものかと思っていたけど
ネットで調べると、蛍は幼虫も、さなぎも、さらに卵も光るそうだ。
知らなかった。。。

コンパクトデジカメでは、なかなかキレイに蛍の光る様子を
写真に収めることが出来ない。
なんとか、ポツポツと点が写り、光の軌跡が見える程度だ。

自宅から車で30分弱の米原市、合併前の旧山東町内には
蛍の発生地が沢山あり、街の方々が年間を通して水路の整備などを
されているので、良い環境が保たれている。

観光バスも乗り付けるほどのイベントに成長した米原ほたる祭りは
市内各所の案内表示や、駐車場の整理など、年々運営が組織的になっている印象だ。ありがたいことだ。

子供が大きくなるにつれ、個人の予定も入り家族行動に興味もなくなり、いつまでこの恒例行事が全員参加で続くものかなと思っている。

それでも、「蛍さんまた来年な~」と、毎年恒例の挨拶をしている
次男の無邪気な別れの言葉に
来年も、家族みんなで蛍に再会出来れば、としみじみ思った。

アートフェスタ勝負市20112011年06月12日 16時26分54秒

毎年、彦根市中心市街地の花しょうぶ通り商店街で行われるイベントに今年も足を運んだ。
http://www.packet.ne.jp/syoubuichi/start.htm

ファサード整備で江戸時代の町屋風情を醸し出す商店街に、全国から集まった美術家や陶芸家の方が、展示即売を行っている。また地元の三大学の学生も運営から参加して、模擬店や子供向けのイベントなどに奮闘している。

今年初めに、この商店街で街づくりの中核施設として利用していた町屋が失火でダメージを負ったので、街が元気をなくしていないか心配していたけど、焼け残った部分を整備して、町屋カフェをオープンさせるまで回復したようだ。

地元商店街と、学生、街の人が協同で創るイベントとして注目しており、なるべく毎年見に行くように、お金を落とすようにしている。
旧知の経営指導員さんや、さざなみ酒店の社長も色々運営に携わっているようで、忙しそうにしておられた。お疲れ様です。

中身もこなれてきて、安心感のあるイベントとして定着してきた半面、マンネリ化していくのをどうやって克服するのか、難しいところとのこと。
確かに難しい問題だ。
個人的に行事やイベントは多少マンネリ感がある方が、「今年もこの時期なんだ。」と安心できるのではないかと思うが、消費を喚起するという側面では、そうもいかない。

伝統ある彦根では、新参者の部類にはいるこのイベントが、これからも成長していくことを楽しみにしたい。