リーダーシップチャレンジ2012年05月20日 14時30分20秒

2日間実施された研修の事前課題として指示された書籍

ゴールデンウイークに読むにしてもなかなか凄いボリュームの本で、通読が精一杯。リッツカールトンの本と一緒で、邦訳独特の言い回しが苦手だけど、書いてある内容は納得感のあるものだった。組織論や動機づけ、マネジメントを考える上で、折に触れ精読する値打ちのある名著だと感じた。

リーダーが意識するべき5つの実践指針と10の実践手法について詳述してあり、自分に足りないもの、自分がすぐ取り組めるもの、など色々な情報を得ることが出来た。

私を含め、新任中間管理職を集めて実施された研修は、コンプライアンスやハラスメント、メンタルヘルスケアなど、必須科目が並んでいた。

なにより大事なのは、コミュニケーションの力を高めること。
しっかり相手の存在を認めて、具体的に人格を褒めて、行動に問題があれば叱る。と。
マネージャーの基本的素養を、勉強させていただきました。

一番苦しんだのは、「相手を目一杯褒めて下さい。」という二人一組のワーク。研修の参加者の多くが、「自分らの時代は褒められて育ってないから、褒めろといわれても照れるわ。」と、苦笑いする。同感だ。

「褒めるも、叱るも、相手の事をよく理解して観察していないと出来ないのです。」と指摘されて、ハッとしました。

単純な給与体系で右肩上がりの時代であれば、組織の中にある「個人」にさほど注目しなくても、大号令のもと組織で動いていれば一応の成果がでて、結果として個人が満足いく処遇も得られた。

そういう時代ではないので、しっかり相手に関心を持って、行動していかなくてはならない。それが今の時代のリーダーということだ。

難しいけど、決して苦手な、嫌いな考え方ではなく、私の得意分野のはずなので、少しずつ実践して行こう。

コメント

_ ぷりん ― 2012年05月21日 08時28分40秒

リーダーシップの基本は「相手を理解すること」なんですね。勉強になります。

_ LONG ― 2012年05月23日 22時58分39秒

リーダーシップは持って生まれるものではなく、学習・訓練して身につけるものという説明があり、なんとかしなきゃな、と少し勇気が出ました。
カリスマは持って生まれたものなので、ないのは分かっているので、学習訓練でなんとかなるなら。。。

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