中小自動車店の可能性2009年10月17日 13時19分22秒

我が家では、嫁さんの独身時代に乗っていた車から、かれこれ3台20年弱、いつも同じ自動車店にお世話になっている。

彦根から10Kmの田舎(失礼)、秦荘にあるカーコムトガワさん http://www.carcom.co.jp/about.html ディーラー各社を扱い、陸運局民間車検整備指定を有している、田舎にはよくあるタイプの車の何でも屋さんだ。

新車、買取、車検、修理などなど、自動車のライフサイクルでかかる費用は、それぞれの専門店に頼むほうが、何かと安く済むかもしれないが、気さくな営業さんに何でも頼めるので、スイッチしたときのストレスが嫌なので、ずーっとお世話になっている。

車そのものが趣味でない我が家にとっては、ワンストップで何でもやってくれるこの会社はありがたい。 おそらくそういう家庭をがっつりターゲットにして、うまく維持しておられる印象がある。

毎年、秋のこの時期には、固定客を招いてゲームや出店など社員が手作りで行うイベントを開催している。

普段手にしているスパナを、たこ焼き串に持ち替え、調理に悪戦苦闘しているメカニックの方などを見ると、お客さんを大事にする社風が伺え、この人たちが快適な車を提供してくれているのだなあと感謝とロイヤリティを感じる。

厳しい経済環境だけど、ディーラーや専門店には提供しづらいサービスをうまく提供して、社員や顧客に満足を与える自動車屋には、まだまだ生き残りの可能性が沢山あると感じた。