理論政策更新研修2010年09月05日 15時08分57秒

年一回、診断士が受講しなくてはならない、所定の座学

岐阜県支部から大阪府支部に転籍したけど、この講習はどこで受けてもよいので、最初に登録して、一緒にいろいろな仕事をさせていただいた方々がいらっしゃる岐阜で受けることに。

ふれあい会館での研修は早くも3年目。

最新の施策などは、本部が準備する資料に沿ったものなので、
毎年さほど代わり映えがする話でもなかった。
とはいえ、事業承継に関する法律など、年々変化もあるので、
しっかり理解しておかないと。

ゲストスピーカーで愛知から来られた方は、プロコンで中国事情にも通じておられる方で、実務に即した話はなかなかおもしろかった。

特に、東海地方で仕事をすると、避けては通れない外国人実習生による労働力確保の話。
実際に岐阜にいるとき、安価な労働力を確保するためにこの制度を使っている企業が散見された。
受注価格が負にスパイラルしていくので、結局地場産業に打撃を与えてしまうという問題を内在する制度なので、いかがなものかと思っていた。

氏が語るのは、使いすてではなく、きちんと育てて、自社が中国進出するときに、その人材を活用するという話は、なるほど、と腑に落ちた。

国内の中小製造業まで中国進出したら、日本の雇用はどうなるのか。という問題はあるけど、もはや中国の市場を抜きにしては日本経済の未来はないという現実がある。

移動を含めれば休みの日を丸一日使ってしまうけど、なかなか実りのある勉強の日になった。


また、岐阜で仕事でもお世話になった税理士・診断士のW資格の方にたくさん再会できて、嬉しかった。
岐阜は本当に心の拠り所だと改めて感じた。実働3年弱でも、濃密な時間を過ごせたからだと思う。

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