ラーメンにっこう2012年09月09日 11時15分22秒


長女が体育大会で頑張った日の夜。
応援する方も一日炎天下で声援を送っていたのでさすがに疲労困憊
夕ご飯を作る気力がなく、外食で済まそうかとの提案に子供は大喜び(^^;)

食べログの人気上位に名を連ね、先日のTV番組「す・またん」でも滋賀県の人気店として紹介されていた、ラーメンにっこうさんに行くことにした。
家のすぐ近所で、週末のランニングでもよく前を通る場所、彦根の個店が有名になってくれるのは嬉しい。

滋賀のラーメン店は有志が「湖国ブラック」という共通仕様を決めて、各店でメニューに加えるという活動を行っている。「富士宮やきそば」を代表とする、地域おこし・名物づくりの活動としてユニークだ。あいにく当店では数の限られた限定メニューで、本日は売り切れ。


週末の夕方、行列は出来ているがそこはラーメン店。回転は速く、ほどなく席に着け、
家族それぞれに注文。

看板メニューの鶏白湯

柚子白湯(つけ麺)


ラーメンにはあまり造詣が深くないので、詳しいことはわかりませんが、鶏の深みのある出汁が効いていて、疲れた身体に沁みました。全部のスープを子供たちが奪い合うように飲み干したのだから、本当に美味しかったということだ。

家族みんなで、テーブルを囲んでラーメンをすすって、お互いスープを交換して愉しむ。
楽しいひとときでした。

最近の滋賀のラーメン店は各店とも色々と創意工夫があり、値段も手ごろなので、家族で色々と巡ってみようか。



新生姜の佃煮2012年07月08日 13時10分42秒

新聞にレシピが載っていて、思わず食べたくなり、週末の父クッキング。

旬の生姜を千切りにして湯通ししたあと、砂糖醤油酒みりんで煮詰め、仕上げに白ゴマと酢、カツオ節を加えて冷まします。意外と時間がかかった。フードプロセッサーがあれば手早くできるだろう。 

男の千切りなので(笑)ふぞろいなのはご愛嬌。しかし味は絶品! 

口に含むと香ばしく甘く、噛み締めると生姜の風味が広がり辛い。
口の中で、味が変化するのが凄く面白い。

残念ながら、子供達は生姜の辛みが苦手なので進まないようだ。大人の味でした。

ご飯何杯でもいける! そして、晩酌の日本酒が止まらなくなるだろう。

心酔する酒販店2012年02月25日 17時55分41秒

彦根駅前のさざなみ酒店さんは、かれこれ5年以上付き合いのある、いわゆる昔ながらの商店街の酒屋。売れ筋の発泡酒やビールを置かず、品揃えとしてはかなりとんがった店だ。

私と同じ年の店主さんと気が合うので、週末お邪魔しては、共通の趣味であるランニング談義、家族の話、彦根の街づくりの話、などなど色々、そしてお薦めの酒を買い求めるという流れ^^; ついつい買い過ぎで家族には呆れられるが。。。

お忙しいだろうに、いつも気さくに色々話をして下さる。商品である酒の幅広い知識を教えていただく場面は、個店振興の手法とも言われる”まちゼミ”のミニ版みたいなものだ。

商工会議所の青年部活動や、コミュニティFMでのレギュラー番組パーソナリティを務めるなど、地域に根差した活動で多忙を極める店主さん。商人として自分が納得できるものをしっかりと情報発信して販売して、顧客と地域に満足を提供しようという姿勢に、強く共感し応援したくなる。

先日購入したのは、滋賀県東近江市の喜多酒造さんの権座(ゴンザ)
「燗にして美味しいモノを。」というオーダーで選んでいただいた地酒。
http://kirakucho.jp/index.php
琵琶湖の内湖にある島の環境保全活動に所縁ある品とのこと。

燗の美味しさを実感するならぜひ一度試してみて、と、錫で出来たチロリを貸して頂いた。ここまでされるとホントお店へのロイヤリティは高まるばかり^^。いい商売をする方にはしっかり儲けてもらいたい。大変だと拝察するが、小さい個店が生き残っていくヒントの詰まった店だと思う。

多賀町の飯盛木(いもろぎ)2011年08月27日 18時15分10秒

自宅を起点とした週末のランニング。湖の民としては琵琶湖方面に向かうことが多かったけど、最近は逆方向、山の方面に向かうことが多い。

鈴鹿山脈の山並みを近くに見ながら、田園地帯をテロテロ走るのは本当に気持ちが良い。この近辺が「お伊勢お多賀の子でござる」と詠まれた多賀大社を擁する滋賀県多賀町だ。

名神高速、多賀SAがあるので、地名を知る人は多いだろう。
多賀SAは地元の人たちの大切な就業の場であり、手頃な店が立ち並ぶ飲食の場でもある。上り線のスターバックス辺りからは、遠く琵琶湖まで視界が開け、とても良い眺めだ。


天正天皇が病気の際、多賀大社の神官が飯を炊いて、飯を盛る杓子と一緒に献上し、天皇がこれを食べて全快したという謂われにちなんで、多賀大社では杓子が無病息災のしるしとして大切にされている。

古の杓子の残木を、地面にさしておいたら、巨木になったという、なんとも浪漫たっぷりのいわれがあるのが、同町字尼子に残っているケヤキの大木、「飯盛木」だ。


こちらが、男飯盛木
なんとも豪快な枝ぶりの奇木・巨木だ。県の指定自然記念物にも登録され、看板などが整備されている。

ここから200mほど琵琶湖に向かったところにあるのが
女飯盛木、男よりさらに立派な枝ぶりだ。


背後には、キリンビールの滋賀工場が見えます。
巨木を愛でながら一面の田圃の中を走るのは、とても癒される時間だ。

多賀町は、西日本有数の参拝客を誇る大社がある他、彦根インターチェンジに近いので、工業団地も誘致されていて、田舎だけど人の往来の多い街だ。
のどかな田園地帯に、神々が宿る色々な史跡が大事に保存され、参拝道は商工会を中心とするTMOが色々な取り組みを深めている。 なかなか魅力的な町だと思います。

知り合いの皆さま、ぜひぜひ滋賀県多賀町に足をお運びください。
参拝の後には、ビール工場の見学・試飲(!)をアテンドさせていただきます(笑)



株式会社黒壁の起源とまちづくりの精神2011年08月22日 06時39分08秒

株式会社黒壁の起源とまちづくりの精神

株式会社黒壁の起源とまちづくりの精神
著者:角谷嘉則
価格:2,520円(税込、送料込)
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職場の次長さんに紹介していただいた、立命館大学の角谷嘉則先生の著書をポチっと購入。色々終わるまで積んでおいたので、ようやく読みだした。

私の大好きな長浜の街。
黒壁会社の話だけではなく、様々な街づくりの先導者でありプレイヤーであった青年会議所や商工会議所、アートインナガハマ、行政、など色々と多面的にフィールドワークされて書き上げられた本のようだ。

長浜を始めとした湖北の街で、どっぷりと働いていたのはもう6年以上も前になる。
今の長浜の取り組みなども知ることが出来る書籍だ。大切に読み進めよう。

滋賀県民・地産池消の悦楽2011年06月26日 18時02分13秒

週末の晩酌

ビバシティの澤酒店さんで買った、湖西吉田酒造の「竹生嶋」無濾過生原酒の新酒に、彦根の鮎きむらさんによる小鮎の佃煮を合わせる。
http://www11.ocn.ne.jp/~sekka/index.html
http://www.ayukimura.co.jp/index.html

きむらさんの鮎の佃煮は、私が滋賀以外の人に贈り物するときの定番です。鮎の苦みと歯ごたえ、味付けの甘味が絶妙で、日本酒泥棒、ご飯泥棒の逸品です。

普段は七本鎗一辺倒だけど、今宵は澤さんが勧めてくれた湖西の名蔵の辛口竹生嶋(しゅららぼん)を有難く頂く。
滋賀県産玉栄で醸されたお酒は、鮎にしっくり馴染みます。

贅沢な取り合わせだけど、一応、自己啓発(財表、大阪検定)と奥様孝行(掃除…)、子供孝行(ノック…)をした、自分へのご褒美ということで^^;

地産地消の晩酌で英気を養って、明日からの厳しいお仕事に取り組んでいこう。元気出していかないと、ホンマ心が折れそうなので、気合入れます。

蛍との再会2011年06月12日 12時02分06秒

毎年6月中旬の、我が家の恒例行事、ホタル観賞

FBで、昨夜観賞に行かれた方に、よく発生しているポイントを
伺って、今年は三島池に出向いた。

何とか雨に降られず、風の弱かった昨夜は、数にして百匹超
木に止まった蛍は、プラネタリウムのようだった。
ここ数年では一番たくさん見られたのではないか。

時折、周りに飛んできて、警戒心もなく掌の中に吸い込まれた蛍が
優しい光で子供たちの顔をうっすらと照らしていた。

長男は、蛍の幼虫が光るのを目撃したそうだ。
成虫が求愛のために光るものかと思っていたけど
ネットで調べると、蛍は幼虫も、さなぎも、さらに卵も光るそうだ。
知らなかった。。。

コンパクトデジカメでは、なかなかキレイに蛍の光る様子を
写真に収めることが出来ない。
なんとか、ポツポツと点が写り、光の軌跡が見える程度だ。

自宅から車で30分弱の米原市、合併前の旧山東町内には
蛍の発生地が沢山あり、街の方々が年間を通して水路の整備などを
されているので、良い環境が保たれている。

観光バスも乗り付けるほどのイベントに成長した米原ほたる祭りは
市内各所の案内表示や、駐車場の整理など、年々運営が組織的になっている印象だ。ありがたいことだ。

子供が大きくなるにつれ、個人の予定も入り家族行動に興味もなくなり、いつまでこの恒例行事が全員参加で続くものかなと思っている。

それでも、「蛍さんまた来年な~」と、毎年恒例の挨拶をしている
次男の無邪気な別れの言葉に
来年も、家族みんなで蛍に再会出来れば、としみじみ思った。

偉大なる しゅららぼん2011年06月08日 00時28分48秒

プリンセストヨトミの作者 万城目学さんの新作です。

Facebookに財団法人OJOのファンページがあり
機構の職員さん(笑)がちらっと、秀吉にゆかりある竹生島宝巌寺について「しゅららぼん」と意味不明のフレーズを書いていた。

調べてみると、表題の新作がつい最近出版されたとのこと
奈良、京都、大阪を舞台にした長編で破天荒な世界を繰り広げた
万城目さんの大ホラ小説

本作は、滋賀県が舞台、しかも、湖東石走という街の設定は
どうやら彦根市がモデルのようだ。普段、長編小説は読まないけど、
この作品は読むしかないな!と紀伊国屋で購入

まだ、さわりの部分しか読んでいませんが、
駅前にハトのマークのスーパーがあるなど、
県民にとっては、思わずにやりとさせられる描写が沢山出てくる。

万城目さんの長編は、過去三作ともドラマや映画化されているので、本作も映像化されるのではないかと期待します。
観光、街おこしのきっかけになるかもしれない。

滋賀県民、必読の一冊!? 楽しく読み進めよう。

小鮎の滋味2011年06月04日 20時41分33秒

梅雨入りしたこの時期、彦根を流れる近所の芹川や犬上川では
鮎釣りが解禁になるのか、太公望が群をなします。

今朝、ランニングで犬上川を通りかかると、やはり凄い人
等間隔で並んで竿を振るっている。

釣りはあまり詳しくないのでよくわかりませんが、
この時期は小さい鮎、成魚の友釣りではなくて、
丸い浮きの先に小さい針の仕掛けで、ハイペースで小鮎を釣り上げているようです。

投網を入れる、セミプロのような方もいます。

私は、釣りは詳しくないので、見ているだけ。
子供たちにその情景を伝えると、「鮎が食べたい!」と。

うちの長男の好物は、小鮎の揚げ物や甘辛く炊いたもの。
こいつとは、将来日本酒を酌み交わせるのではないかと期待してしまう
渋好みの嗜好です^^;

釣ってくるのは無理なので、近所のスーパーに出回る
地元で採れた鮎を、購入
嫁さんが、晩御飯に腕をふるってくれました。


小鮎をフライにして、甘辛いたれであえて、白ゴマを振った一品
彦根や多賀の小学校でこの時期定番のメニューなのだそうです。

お父さんは、当然日本酒が進みます^^

季節感のある、滋賀の滋味に感謝です。

中山道醒ヶ井宿2011年05月21日 18時50分56秒


中山道醒ヶ井宿まで、休日の朝ランでやってきた。
彦根から19kmの道のりは琵琶湖の景色、内湖の干拓地の真っ直ぐな道等楽しめ、米原を過ぎると山と川が近くなり、清水の湧く宿場町醒ヶ井に到着する。

ランニングで汗だくの顔を冷やすにはもってこい(^^)の、湧水の街醒ヶ井。
ここの景観は滋賀県の中でも私が特に好きな場所だ。本当に美しく癒される。
景観と水質を保全している地元の方々の努力、県のバックアップも素晴らしい。
街の外れにある湧水から流れた川・地蔵川が街の真ん中を流れている。
各屋は色々な物を冷やしたり洗ったり、清水が生活に溶け込んでいる。

絶滅危惧種の淡水魚「ハリヨ」も生息しているそうだ。

老舗のしょうゆ醸造業の建物は、宿場町らしく立派な構えだ。

水草に小さな花が咲く「梅花藻」が有名だ。
時期的には少し早かったが、小さな花が少しだけ咲いていた。
平成の水百選に選ばれた居醒の清水

これほどの観光資源を生かさない手はないということで、地元の商工業者の方が共同出資で街づくり会社を立ち上げて、JR醒ヶ井駅前に、手作り感たっぷりの商業施設「醒ヶ井水の駅」を今から10年ほど前に立ち上げた。


素人っぽい雰囲気が漂い、オープンのころはどうなる事かと思ったけど、10年近く運営しているので、何とかなっているのではないだろうか。
滋賀県物産、特に地元の物産を何とか売り物にしようという努力が随所にうかがえ、ぜひ頑張ってもらいたい施設だ。

ホタルの時期、梅花藻の時期には、結構な人出になることだろう。

肝心のランニング、足の調子も良く、気持ちよく走れたが、そろそろ発汗が増えてくるので、20km近くなると水分だけでなく塩分も補給しないと体がだるくなるようだ。次回からなんか補給食を用意するかな。