オンリーワンの企業2007年05月16日 22時32分30秒

金属機械部品の加工を行っている、一見普通の町工場 しかし、色々話を伺っていると、社長さんが、強みを語ってくれた。

日本が世界に誇る新幹線のある”部品”を、昭和39年の開業当初から作り続けていて、今や日本中どころか、海外に輸出される新幹線にまでほとんどこの会社の部品が使われているとのこと。

「…シェア100%ですか、社長…」 「そうなんやー、なんでも一生懸命作り続けていると、極められるもんなんや。」 凄いッス 

大量輸送の安全を支える部品なので、とにかく、品質に対する要求は極めて厳しく、またあまり数の出ない部品なので、他社もあんまり手を出さない、そういう状況下で半世紀やっていると、オンリーワン。 他の仕事で忙しいときでも、この部品を作り続けた粘り強さが凄い。

最新鋭の機械を入れながら、かたや昭和中期の家具を大事に使っている、若い社員を大事にする、自ら遊び心も忘れずオンとオフのメリハリをつける。 日本の中小企業の底力を見せつけられた社長様との出会いに、感謝。

コメント

_ きたぐちゆきこ ― 2007年05月17日 06時18分54秒

おはようございます。「底力」・・まさにそうですね。こんな企業が日本の技術力を支えてくれてるんでしょうね。
機会があれば社長のお話伺いたいです。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://long.asablo.jp/blog/2007/05/16/1511796/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。