会社が変わる ― 2008年10月01日 23時23分19秒
今日から会社の名前が変わった。
電話に出るも掛けるもみんな噛み倒していた^^; 長年染み付いた習慣はなかなか変えられないなあ。
大事なことは名前ではなくて、中身。どれだけお客さんに満足してもらえるかが大事だと思う。
とにかく、現場で、必死でがんばろう。お客さんのために、自分のためにも。
運動会その3 ― 2008年10月04日 12時03分56秒
北近江の湯 ― 2008年10月05日 06時39分53秒
よしきの運動会や、小学生二人の市民運動会応援練習、スイミングなどなど、一日良くがんばったということで、家族みんなで日帰り入浴施設に出かけることにした。
温泉なら付いていきたいということでおばあちゃんも参戦して、一家揃って滋賀県高月町の「北近江リゾート」へ足を運んだ。 http://www.kitaoumi.com/index.html
オープンしたのは結構前で、色々な人から評判は聞いていたこの施設。温泉だけでなく、バラエティ豊かなレストランが併設されていて、湖北の日帰り観光にセットされるにはちょうどいい立地と価格設定だと思った。
感心したのは、入浴一式にかかる時間の違う男性と女性と子供が入浴後にストレスなく待ち合わせが出来るスペースが充実していること。 男性としてはちょっとがっかりするくらいに、女湯側にお金を掛けてリラックスやエステなどの設備を充実させていること。
この地方で歴史のある運輸業が経営の多角化のため行った事業とは知っていたけど、あれこれ工夫して、リピーター確保に努めていることがよくわかった。
家族みんなで疲れを癒して大満足。
しかし、土曜の遅い時間とはいえ、閑散としていた。京阪神からの日帰り客中心だとすると日中のほうが混んでいるのかな。
鬼瓦 ― 2008年10月07日 22時46分03秒
今日のお客さんは製瓦工場(多分はじめての業種だ)
鋼板葺などに押され市場が縮小して、震災のときの家屋倒壊の原因だという汚名まできせられている「瓦」…あまりいいイメージなく、厳しいんだろうなと思いながら現地に到着したあと、落ち着きながらも熱い社長のトークを聞いてだいぶイメージは変わった。
今日の工場は一般家屋ではなく社寺建築に使用される瓦や一点モノの鬼瓦を作っているところで、工場ではあるけれども工房・工芸に近い要素もあった。
社長いわく、たまたま鬼瓦や社寺などを主力としていたので価格競争や市場縮小の荒波を避けられたのが生き残りできたとのこと。
差別化して特化することで大企業との競争を避けたということだ。
粘土を練って形成して、焼成して冷まして製品になるのに最短で5~6日かかるということをはじめて学んだ。実際にラインを案内してもらうと、本当に腑に落ちる。
買って来たばかりの粘土は色が変わりやすいのである程度寝かしておく、社寺から依頼を受けて作っても、工事はなかなか始まらないのでストックしておく。。。。結局、なかなか資金繰りを苦しめる要素の多い製品で、更に最近は焼成のためのガスの値段が上がっているので利益も厳しくなる。
商品・製品の特性がもたらす、利益と資金繰りの課題が本当にわかりやすく浮き彫りになる業種だった。
厳しい業界ではあるけれども、営業で全国の社寺を飛び回る社長や、工房で黙々と鬼の粘土細工をする若い職人さんが報われて欲しい、報われるべきだと思った。
大衆薬の付加価値 ― 2008年10月08日 22時41分32秒
今日は、大衆薬を製造している工場なので、さすがに衛生上現場には入らせていただけないけど、大衆薬を取り巻く事情について、色々お伺いして凄く腑に落ちる時間だった。
今日の社長さんは「付加価値」というキーワードを何度も口にされていた。
付加価値を数字で表すには、確か積算と減算の日銀方式と企業庁方式があって、結果的には粗利益に近いニュアンスだったと思う(暗記知識はやはり忘却のかなた…)
要は、企業の立場で捕らえるといただいたお金にたいして、掛けたコストがいかに少ないかという差額の部分が付加価値になる。ただし大事なのはお客さんの立場で、この品・サービスなら他社に比べてこれだけ払っても惜しくないと感る部分も大事になる。
薬事法など、いろいろな制約条件がある大衆薬の世界では効用の部分での差別化はどうしても難しい。
大手の資本力に対抗して、付加価値を維持するためには、生産に費やすコストをいかに下げながら、高値で買ってくれるだけの販路を確保していくかがポイントになるんだということだった。
付加価値を実現するために工場の省力化をはかりながら、中堅ドラッグストアチェーンのPB商品の製造元になるという戦略がうまく機能しておられた。
経営理論に照らせば、まさに正しい選択を積み重ねている社長さん。ほんと、社長さんたちって、凄い。凄すぎ。
フローティングスクール「うみのこ」 ― 2008年10月10日 21時49分26秒
滋賀県の小学校5年生は、環境学習船「うみのこ」に乗船して琵琶湖を巡り、一泊二日のフローティングスクールを必ず体験する。
他県の人はなかなか知らないこの滋賀県トリビア。いよいよ長女がその機会に恵まれて、今夜は船の中で、友達と夜を明かしているはず。 おかげで家は静かだ(笑)'
私は大学時代から滋賀県にやってきたので、うみのこの実物が長浜港にたまたま停泊しているのを見たことがあるくらいで、実際に乗船したことはない。滋賀で生まれ育った嫁さんも小学校6年生の時に進水式だったそうで一年生まれるのが早くて乗れなかったそうだ。今の子供達がうらやましい。
こんな大きい船が航行できる琵琶湖って凄いなあ。と改めて感心する。
子供の頃、一度はこの船に乗ったことを思い出にできる滋賀県。近畿の水瓶を預かっていることの重要性や環境の大切さを感じるよい機会なんだと思う。
船の維持費が大変とか聞くけど、こういう県民の宝になら、いくら税金を払っても惜しくないな。
運動会その4 ― 2008年10月12日 16時17分04秒
4週間連続の運動会も、今日の市民運動会でやっと終了。
地域の人と、ほのぼのと盛り上がるまったりとした一日だった。
リレーなどシリアスな得点競技には、腕や足に覚えのある兵(老兵?)がいるので見た目から文科系のお父さんにはお呼びはかからず、樽ころがしなどのんびりした競技で体を動かす程度。
地域の人が、互いを知り声を掛け合うことで確実に防犯効果は高まる。 最近不審火など物騒なことも市内に散発しているので、地域のネットワークは深めていかないと、と思った。
今日は中小企業診断士二次試験日 ― 2008年10月19日 13時00分43秒
今年も、職場の人や大事な友人が試験にトライしている。
また、試験監督で休日出勤しておられる方もいる。
皆様お疲れ様です。
気力と集中力を搾り出して、どうかいい結果が出ますように!
今年はどんな4事例が出題されているのだろうか、
机上の空論ではなく、中小企業を取り巻く厳しい環境を
踏まえた旬な事例が出題されているんだろうな。
私は、良く晴れた秋空の中、少しリフレッシュといきたいところだけど
風邪ひいて鼻がズルズル、かかとを捻挫してズキズキで、満身創痍ボロボロの状況…
家でじっと回復につとめています。。
Wii Music ― 2008年10月19日 18時41分14秒
半年振りに新しいゲームソフトを購入
Wii MusicはWiiコントローラーを楽器に見立てて
60種類もの楽器の奏でることが出来るというソフト
かの有名な宮本茂氏がプロデュースしているだけあって
細部までこだわりながらも、遊び心たっぷり
ミニゲームも面白いけど、なんといっても
家族みんなでコントローラーを振り振り、楽曲のセッションができて
それをプロモーションビデオのように再生が出来るのが楽しい
以前は楽器を奏でていたお父さんお母さんも、手軽に色々な
楽器の音が出せるので夢中で遊んでしまう。
本物の演奏感覚に近いかといわれると、どうかなとは思うけど
キュッとひねったり上げたり下げたりで音程や音色が変わるところは
なかなか疑似的でよくできていると思った。
家族みんながTVの前に集まってワイワイやっているという
情景は、任天堂が意図しているところなんだろう。
まさに、TVCMのような光景がLONG家の居間に展開される。
20年度中小企業診断士二次試験問題 ― 2008年10月20日 21時17分03秒
Ⅰ 機内食の製造業
Ⅱ 老舗温泉旅館
Ⅲ 金型製造業
Ⅳ 粉体塗装業
Ⅱ以外全部組織だった製造業で、隙のないガチガチの与件文。。
アイデア豊かに、というよりは
与件文から、神経質に日本語を紡いで、定石のフレームワークに
落とし込んでいく、論理と文章の総合表現の戦いという感じだ。
お疲れ様でした!!
Ⅳは、よっぽどファイナンス系の計算が得意でも
問題を見た時点で、心が折れてしまいそうな難しい感じ
今年受験していたら、間違いなくⅣで足きりくらうだろうな。
NGワードかもしれませんが、Ⅱの事業展開で私なら旬の
「農商工連携」ぶち上げます!
日常の業務で、残酷なくらい環境が厳しく、経営資源の乏しい企業が
必死で生き残りを掛け踏ん張っている様に対峙し、
その中でいいところを紡いでは解け、紡いでは解けの毎日なので
4つの事例を見るとなんだか、頭を使って悩めるだけ、幸せなのかなあ
と、感じた。
最近のコメント