懐かしい車窓2008年05月22日 21時13分50秒

小学生の頃、岐阜の田舎に帰るときの新幹線から見た車窓に、大きいカーブから新幹線側に迫ってくるかぼちゃ色の電車を見たことが、なんとなく印象に残っていた。

年2回の従兄弟との再会や、新幹線に乗るワクワク感、高揚した子供心で見えた景色が、楽しさの刷り込みとして脳裏に刻まれているのだろうか。


毎日の通勤経路の東海道線、近江長岡と柏原の途中に在来線と新幹線がぐっと接近するところがある。
雄大な伊吹山をバックに、新幹線が足早に走り抜けていくのを見るこの場所は、地形的にまさにその場所だ!ということに気付いた。

山あいの水田を縫うように走って、視界が開けたと思うと、伊吹の威容が見えて、最新型の新幹線が疾走している。日本の美しい原風景と文明が交錯するこの辺りの景色は、本当に魅力的だ。
そんな場所を大人になって毎日通れるなんて、幸せだと思うし、人生はつくづく偶然で不思議なものだと思う。


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コメント

_ ぷりん ― 2008年05月23日 07時19分53秒

私は毎日地下鉄で車窓は真っ暗です。

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