日本人が醸すベルギービール「欧和」2011年05月05日 18時42分28秒

彦根のさざなみ酒店さん http://www.e-sazanami.com/

いつも美味しいお酒を色々な情報を付け加えて提供してくれる頼りになる方だ。研究会の発表内容を考える上でも、流通者の視点で色々と有難い意見をいただいた。彦根に、心有る小売業の方がいて、個人的な親交を深めていけるのは、私自身にとって財産だ。

意見をいただいたお礼も兼ねて、店を訪れ、吟吹雪の純米の他、勧めてもらったのが、遠くベルギーの地で、日本人が醸しているというベルギービール「欧和」

http://www.newsdigest.fr/newsfr/content/view/3274/83/

これまた、造り手のストーリー性の詰まった酒だ。 日本食との相性が良いらしい。有難く頂戴しよう。

家族サービスを主体とする、今年のGWだけど、CSMの発表を控えていることで、色々な経営者の方とお会いして、意見交流が出来ているのは嬉しい収穫だ。

八幡堀とクラブハリエ2011年04月18日 06時57分07秒


能登川へ叔父の墓参りに行ったついでに、少し足を伸ばして近江八幡の中心市街地を家族で散策

お父さんの目当ては、以前からツイッターで色々情報をいただいている酒販店「さかえや」さんで、お薦めの七本槍を購入すること。
家族は、日牟礼八幡宮近くの、たねやさんで、スイーツを購入すること。

甘党、辛党で意見は真っ二つ^^

八幡堀には花見の屋形船が行き交い、風情がある風景だ。よくぞこういった景観を守ってくれているものだと感動する。



桜は散り始めていたけど、多数の観光客が往来し、美しい街並みを愉しんでいた。

たねやさんが八幡宮の参道に出店する日牟禮ヴィレッジ
同社の経営理念が体現化した店舗群だと思う。

たねやさんの店舗はどこに行っても、従業員の表情が素晴らしいと感じる。

フロアやレジなど、接客を担当する方々は、トレーニングされた・しかも嫌味のない笑顔で顧客に語りかける。
ガラスの向こうのパティシエの方々は、私語をせず、きりっとした表情で製造に携わっている。
それぞれの持ち場にふさわしい表情で、仕事に打ち込んでいる姿から、この会社で働く方々の従業員満足(ES)が高いことが想像される。

近江の企業たねやさんは、近江商人の訓、「三方よし」、売り手、買い手、世間、に加えて、社員よし。を実践していると感じる。ほんと凄い会社だ。

家族たちのお目当て、注文を受けてからカスタードを注入するドーナツを、行列に並んで何とかゲットした。


パリパリの生地としっとりとしたカスタードが、美味しかった。

久しぶりの近江八幡で、花や甘味、人を満喫でき、英気を養うことができた。
滋賀県はやっぱりええとこがいっぱいあるなあ^^

みこし活祭100円商店街2011年03月06日 11時44分08秒

後輩の結婚式があるため、週末の大阪に行く機会
せっかくなので、少し早めに大阪入りして、商店街のイベントに顔を出した。

大阪府内で商店街の活性化イベントとして毎週のように開催されている
100円商店街
商店街を構成する各店が100円商品をそれぞれ提供して、
来街者を誘引し、商店の活性化を図るイベントだ。

今週はJR寺田町から東に延びる生野区の商店街で開催された。


生野本通り、生野銀座など複数の商店街が連携し
地域の神事にちなんでみこし活祭100円商店街として開催された。

このイベントの課題は、どうしても全ての店の協力を得られるものではないということ、また100円商品の優劣で、個々の店の繁閑に差が出てしまうことだ。
こういった難しさが露呈して、ここは全体的には、少し寂しい街だった。

生活道路でもあるようで、細い路地ながら自転車で走る人が多く、
私も後ろから突進してきたチャリンコにふくらはぎを轢かれた… 安心して買い物できる改善が必要だ。

さておき、お店の印象…

ひときわ人気を集めていたのは和菓子店の南春日さん

日ごろから売れ筋のモノが100円に値下げされていたのだろうか、
行列が出来ていた!
人気商品の桜パイ100円 パイ生地の中に桜餡がたっぷり入っている。
表面に桜の花の塩漬けも飾られていて、春が待ち遠しくなる逸品だった。
とても美味しかった。

市商連の賞状など多数飾られており、真面目に色々取り組んでいて
地域のお客さんの支持を集めている店なのだろう。
とてもいい感じだった。

生野本通商店街
http://www.mydo.or.jp/ikuno/
あもや南春日
http://amoya.jp/


竹原信夫さんの講演2011年03月06日 11時24分07秒

先週、日本一明るい経済新聞編集長の竹原信夫さんの講演を聴きに行った。

工業新聞のデスクの経験を生かし、豊富な中小企業に対する取材に裏付けられた経営かくあるべしの話は、とても面白いものだった。

大きい声で元気出してコミュニケーションして、情報と経営資源の整理整頓をして、お客様満足のためにとにかく知恵を絞りだして活動する企業は、不況の時代でも何とかやっていけるという話

講演の対象者であった創業をこれから考える人たちにも、わかりやすくて実践できる示唆をたくさん含んでいたと思う。

氏が取材先で見つけた元気な社長の共通点
「あいうえお経営」は単純明快で面白い

あ:明るい。
い:意思が強い。
う:運がいいと思い込む。
え:縁を大切にする。
お:大きな夢を語る。

その他、いい商品も人に知られなけられば売れるという出口はない。人に知られるために、いかにしてマス媒体を味方につけるかという話も、新聞社におられた方ならではのお話でした。

日本一明るい経済新聞
http://www.akaruinews.com/

街の名店 森小路「ます枝」2011年02月11日 14時55分23秒

職場の方に連れて行っていいただいた
京阪の森小路駅前 そば処 ます枝さん

下調べしてみると、複数の食べ物SNSや掲示板などで
サクラがいるのではないか^^;と思うほど、絶賛され
地元で愛されているようだ。

街の人に愛される理由や強みを是非観察しようと
昼と夜、すでに二回足を運んだ。

味とボリューム、値段も然ることながら、
家族中心で切り盛りされる、絶妙な距離感の
接客が素晴らしいと感じた。

昼間の時間、地元の人たちが、昼ご飯を食べに
「帰ってくる」ような雰囲気、暖かさは、店主と奥さんの
穏やかな人柄により醸し出されている。
かといって、店の人が親しげに客に話しかけるということもないので
お客さん同士の会話を妨げることもなく、
客は居間で美味しい蕎麦を食べている感覚になるだろう。

娘さんは決して愛想のよい雰囲気の方ではないけど(失礼)
お年寄りのお客さんが多いので、杖をつく人、車いすで来る人、
お客さん一人ひとりの体調など覚えておられるので、
楽に座れる座面を案内したり、車いすで席に案内するなど
お客さんが居心地がよいと感じる席に、混んでいても的確に
案内している。

地元の人たちに愛され、家族のような繋がりのなかで
商売としてきっちり顧客満足を提供し、長く商いをされている。
素晴らしいお店だった。こういう地元の名店を大事にしたい。

肝心の、味の方も素晴らしい。
特に奥さんのつくる出し巻きは絶品、本当に美味しい。
宴会の締めに頂いたぶっかけ風の「ます枝蕎麦」も、体に沁み入る美味しさだった。 ごちそうさまでした。

忘年会2010年12月23日 07時58分37秒

昨夜は課の三人で忘年会
4月から新しくメンバーになった三人で、何とか年を越すことが出来そうな事を有り難く思う。

ありきたりな居酒屋さんではなく、せっかくなので仕事でご支援した店に行ってみようということで、インド料理店での食事を楽しんだ。

普段、直接店を見に行く立場ではないので、三人とも、書類とインターネットの情報で想像していた店の実際の姿を五感全開で味わった。

インド人シェフが手作りする料理の数々、とても美味しかった。中でもナンのバラエティーが秀逸だ。

インドの事を色々紹介した手作りのニュースレターを店内で定期的に発行しているようで、味はもちろんのこと、固定客・ファンを作る取り組みがコツコツ行われていることに感心した。
業績が好調なのも納得。
惜しいのは、オーダーの量に厨房が対応しきれていないことか、繁忙期にメニューの予約もせずアラカルトした立場では言えないかもしらんけど(^_^;)

傾聴の重要性2010年12月04日 15時57分55秒

今週は、ベテランの方、先輩の方と顧客との話し方について意見交換することが多かった。

様々な制約が幾重にも上塗りされて、現場に近づけば近づくほど
余裕がなくて、一番大事なお客様のことを大事にできていない
という、共通認識だった。今の職場でなく元の職場も…

お客様の顔を見て、傾聴してお話をする。
サービス業として顧客満足を実現するためには一番大事なプロセス

融資の結果がもちろん重要だけど、プロセスが不十分だと
お客さんは全然満足しておらず、悪い印象をずっと持ち続けている
悪い印象は人に伝えられ、どんどんお客さんを遠ざけていく

たくさんのお客さんと直に接しているベテランの方の言葉は
身に沁みた。サービス業として肝に銘じて行動しなければならない。

傾聴のスキルを磨くことは、中小企業支援者にとってとても重要な課題だと思う。

ネットショップのお礼状2010年11月23日 18時17分13秒

家を新築したときについてきた温水洗浄便座が故障
メーカーの保守期限も過ぎ、修理したとしても悲しくなる程の費用がかかるとのこと。結局節電機能に優れた最近の製品を買った方が安上がりとの結論に至った。

ということで、なじみの量販店に相談に行くと、各社ごとの製品の説明は十分にしてくれる。しかし、取り付け費用に1万円かかるとのことで、親切そうなお兄さんは、取り付けは自分でやった方がよいとのアドバイス。
いくらかは手数料から抜いているモデルだろうに、凄く良心的なアドバイスで感心した。
まあ、取り付けを絶対自分ではできないエアコンを買った時にも世話になったお兄さんなので、顧客目線でアドバイスしてくれているのだろう。感謝したい。

しかしながら、自分で取り付けるなら、現金支出額で一番小さい店を選ぶのが兄さんには悪いけど必然の選択

形番を決めた後は、価格比較サイトであれこれ検索
結局八王子市のネットショップが一番安いらしく、注文した。
形番でスペックのわかる商品は、価格比較サイトとネットショップに一番馴染みやすい典型だ。

あとは頑張って、自分で取り付ける。
お願い期日通りに商品が届いた勤労感謝の日は、トイレの大掃除と便座の取り換えに費やした。

値段だけで選んだネットショップの梱包の上に入っていた手紙に
思わず感心した。
自筆ではなくコピーではあるけど、注文客への感謝の気持ちだけがつづられている。

数ある~のフレーズは以前、リッツカールトンホテル出身のコンサルタントさんから、聴いた顧客サービスの殺し文句
顧客を大事にする店が、継続していけるという、良い示唆に富んだ言葉だと思う。
自発的にこの言葉が言えて、嫌味にならない社会人になりたいといつも思う。

価格重視のネットショッピングで、CSやマーケティングを学べるよい機会になった。またこの店で買おうという気にもなる。
社員さんの顔までは見えないけど、短期的な売り上げだけではなく、CSの観点を意識して業績を伸ばしている企業なのではないかと推察する。


日に日に寒さを増す、彦根。便座の冷たさに堪えていたおばあさん、お母さん、子供たちには、
お父さんが頑張って作業して無事付け替え出来て、あったかいトイレタイムが過せると、少しは感謝してもらえたようだ。
父の面目躍如でFSも上がるしお父さんのCS感度も上がるし、
なんだか、Sが上がりまくりのありがたい祝日となった。